ずいぶん製作者の権利は守られるようになったと思いますが、デジタル化の弊害でしょうか、他の媒体に平気で二次使用するクライアントが未だにいるということ。
お隣の国ほどではありませんが、考える事を無料だと思っているヒトもいるようで。
最近フリー素材集なんかが出回っていて、土台の部分を既成のもので作る事に慣れてしまい、オリジナルの意義とかコストを無視する傾向があります。
でも、その部分って一番慎重に時間とお金を掛けなくてはいけない所なんですけど・・。
既製品っていうのは、一定の枠があるという事、その枠の外にはもっといいアイデアがあるのに、その枠の中でしか物を考えないと言うこと。
ずいぶん前に現代の日本の文化って偽者文化だと言ったヒトがいます。
つまり、なになに風だとかいう様に、外見だけをそれらしく作ろう事。
本来の日本の文化って機能的で、物づくりそのものに価値を見つけて来た文化だと思うのですけど。
