2016年09月19日

「暮らしの一枚」展







ただ描いていても意味がありません
見てもらわないと。






自分の生の絵を見てもらう

そんなことをずいぶん長い間やっていませんでした。

10月1日から一ヶ月間、イラストレーター仲間5人で、グループ展をやります。

今回は、とっても小さな小さな額に合わせて絵を描くという、とっても変則的な展覧会です。
普通は「絵」に合わせて額を選ぶのが当たり前なんですから。

普段は、自分意外の目的や広告の為に絵を描いているイラストレーターと言う職業。
そんな連中が、全くフリーに絵を描いて良いとなったら、どんな絵を描くことができるのか?
そんなチャレンジもあっての展覧会です。
ある意味、制約があった方が表現がしやすい部分もあるのです。

「じゃあ、自由に描いてみろ」って言われたら、自分にとっての「美」はこれなんだ。
って言う、自分を丸裸にして、公にさらす行為をやらなくてはならない。

持っているものが祖末なものだったら恥をかくし、立派なものだと評価されたら、少しだけ世間に誇れる。
そんな恥ずかしい思いもするのが展覧会です。

自分の場合は、規制の枠の中で「絵」を描くのが嫌になってきて、このブログでも自由に「絵」を描く努力をして来たのですが、今回の仲間の中には、自由に描けって言われると、何をどんな風に描けば良いのか迷ってしまう方達もいるのです。
そんな人達には、自分を見つめ直す良い切っ掛けにもなって欲しいと声を掛けました。

片手に乗るくらい、小さな額なので、値段もとっても小さいのです。
基本、来て頂いた方に即売するつもりでいたのですが、会期も一ヶ月と長い。
もしも作品がなくなってしまったらと、自惚れた心配も出て来て、会期の終了まで待って頂ける方にはもう一度取りに来て頂けるようにお願いするつもりです。

暮らしの中に、お気に入りの一枚の「絵」がある。
それだけで、その部屋の空気感が変わる。
そんなふうに思っています。

会場はずいぶん山の中ですが、秋の澄んだ空気の中、お時間があるようでしたら、ドライブがてら来て頂けましたら幸いです。

miniart01.jpg
ー今回出展するアートの一部ですー

g_map.jpg
ー会場のご紹介ー
posted by JUNICHI ICHIMURA at 09:07| Comment(0) | TrackBack(0) | 日記
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