2017年07月03日

「 遺 品 」





捨てづらいものもあります。




ここのところ珍しく仕事が忙しいのですが、そんな中、ちょこちょこと両親の遺品整理をしています。

紙のものはほとんどが必要のない物なので、ゴミ袋にポイポイ入れて行くのですが、もう亡くなったとはいえ、個人情報に関するものは何かに悪用されてはと思い、シュレッダーにかけたり、手で細かく千切ったりしていると結構時間がかかります。しかもこの種類の物が圧倒的に多いのです。

まだまだ先は長そうです。

これに加えて、また衣類が大量にある。オシャレが好きだった母親でしたので、着れなくなった物でも捨てずに沢山とっていたから。
それに父親が亡くなった後には、ほとんど何もしなかったんで、その分も。

この服達もそのうち時が来たら、リサイクルショップにでも預けに行こうかと思っているのですが、さすがに身に付けていたものは簡単にポイって捨てるのには気が引けますね。
何だか魂がまだ残っているような気がして。

それら遺品の中で、特に捨て辛いと思うものがあります。
最後まで使っていた手提げ袋。
デイケアに行く時も、病院に行く時も、これが必需品でした。
出かける時は、常に自分が付き添いでしたので、この手提げ袋には思い入れがあります。

親にとって、子供はいくつになっても子供だと言います。
でも、子供にとって親は、亡くなった後も親なんだと感じるのです。

この袋、とっておこうかな?



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posted by JUNICHI ICHIMURA at 12:15| Comment(0) | TrackBack(0) | 日記
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