2017年09月04日

「 似ている 」






なかなか見えないもの。





自分には4歳違いの弟がいます。

最近身内から、顔が似てきたと言われます。
若い頃はそんなに似ているとは思わなかったと言うのですが、最近は歳を重ねる毎にそう言われる様になりました。

父の介護をしていた頃、そのストレスで現在よりも5~6kg痩せた頃があるのですが、病院で初対面の人に、「お父さんですか?ソックリですね」と言われた事があります。
父もやつれて痩せていたので、余計にそう見えたのだと思います。

当たり前と言えば当たり前の話です。
親子ですから。

若い頃は、生活環境や仕事が違えば、顔付きも違ってくるのでしょう。
自分では、弟にも父親にもそんなに似ているとは思っていなかった。

しかし歳を重ねて表面的に劣化して来ると、同じDNAを持っているから、同じ部分が劣化して、徐々に似てくるのだと思っています。

身内に似ている。

そう言われて、あまり嬉しい気持ちにはなれないのはどうしてなんでしょう?
嫌と言うまではいきませんけどね。

多分、身内なだけに嫌な部分ばかりが目立って見えるのかもしれません。
だから、劣等感を抱いている部分が似ていると言われているようで、いい気持ちになれないのでしょうね。

人間の目と脳は都合良くできていて、見たくないものは見えないように。
見たい所はより良く見えるように操作できます。

普段自分の見たくない部分は見ないようにしているのに、あからさまに自分を見せられてしまうと、それを認めたくない。
第三者の目で自分を見るってのは、結構難しい。


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posted by JUNICHI ICHIMURA at 10:53| Comment(0) | TrackBack(0) | 日記
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