2019年07月24日

「 朝の散歩 2019_0724 」






ー 寝ぐら ー



高架下で暮らすノラネコは 想像の旅へと 出かける

それが日課だった

この線路が繋ぐ 街から街へ 見たことのない景色を求めて 夢見る 

目を閉じると 天国のような世界が 彼を待つ

車や人に 怯えることもなく

人間に媚びを売って 朝飯の残りをもらう事もない

そこに ご馳走は山のようにあった

嗅いだことのない空気に 好奇心が踊り

見るもの全てが 新鮮に映る

ある日 彼は旅に出ようと思った

永遠に続く線路を辿って 歩き続ける

行けども 行けども  砂利と鉄の帯が続くだけだった

夢の国は どこにあるんだろう

疲れ果て 倒れた彼に 鉄の塊が轟音を響かせながら 迫って来る

ああ もうダメか・・・。

ポツリと 雨が頭を叩いた

目覚めると そこはいつもの寝ぐらだった

傍らには 魚をくわえた 相棒がいる

ありがとう

彼は 心からそう思った




sa_19_0724.jpg
ー金沢市 元菊町(AM.7:06)ー
*今日は自転車で遠出しました。
posted by JUNICHI ICHIMURA at 10:37| Comment(0) | TrackBack(0) | 日記
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