2021年02月08日

「 待ち遠しい 」





まだ でもあと一ヶ月ほど。




昨日までは少し暖かい日が続いたのですが、今日朝目覚めるとまた雪が積もっていました。
最高気温は3度の予報。

雪国の冬はそう簡単に明けてはくれません。
以前に書いたこともあるのですが、天才漫画家は雪国出身の方が多いって話。
つまり子供の頃、冬は出かけることが出来ないから家にこもって、絵を描いて遊ぶことくらいしか出来なかったから絵が上手くなるし、想像力も発達するってこと。

昨今ではコロナで家にこもることが多くなっているけど、元々雪国じゃあそれに慣れているのです。
長い冬が明けて、暖かい春がやって来る。
その時の感動は、南国に暮らす方々には想像出来ないと思います。

待ち遠しく感じる。
そんな感情が、現代社会ではなくなって来ているのかも知れません。
手に入れたい物があれば、すぐに送られて来る。
逢いたいと思えば、画面の中だけどすぐに会える。
物や体験の重さが、昔と今とでは違って来ているように感じます。

そんな中で、季節の移り変わりだけは今も昔も変わらないのです。

しかし、厳密に言えばそれも変わりつつあるのかな?
このままこの状況が続けば、地球の温暖化で確実に日本の四季もなくなってしまうのです。

毎年行われ、自分も参加している「ざぶん賞」の生みの親である方が昨年南極に行かれたそうなのですが、その時の気温がなんと30度。
南極の最高気温が30度ですよ。
氷の壁が崩れ落ちる様を見て、危機感を実感したそうです。

人間にとってはなんでもかんでも便利になるし、自分自身もそれに慣れてしまっているのですが、その事が地球にとっては迷惑なんでしょうね。

待ち遠しく感じる。
そんな感情がなくなってしまう前に、現代の社会構造や人の生き方を考え直さなければいけないのだと思うのです。



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posted by JUNICHI ICHIMURA at 10:45| Comment(0) | TrackBack(0) | 日記
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