2021年06月21日

「 平和ボケ? 」





政治家は誰の為に働くのか?



週に3日の朝の散歩では、金沢城址公園にも良く足を向けます。この公園の中に植物園があるのですが、そこにはモリアオガエルが生息する、ほぼ手付かずのままの森があります。鬱蒼とした森の中は陽の光もあまり届かず、薄暗い状況です。

先日もここを訪れたのですが、モリアオガエルが木の枝に卵を産卵していてその白い泡の様な塊の中には今にも下の池に落ちそうなオタマジャクシの影が何匹も伺えます。
そんな池を通り過ぎてしばら行くと、道の側に何か小動物が。見ると、タヌキでした。

自分とは3mほどしか離れていないのに、逃げる様子はありません。
チラッとこっちを見た後は黙々と何かを嗅ぎながら探している様です。
しばらくその様子を見ていたのですが、やがて目の前の道を横断して反対側の森の中へと消えて行きました。

もう随分人に慣れているのだと思います。
野生の動物と人の間に危機感がなくなると言うのはあまり良いことではないと思うのですが、この国も平和ボケで
危機感が欠如してしまったのかと思います。

感染症のリスクを抑えるべき判断をすべきなのに、イベントを優先してそのイベントを盛り上げる為の政策を作る。
本来ならばこのイベントが盛り下がることになっても、国民の健康と命を守るべきなのに。
観客を入れるよりも入れない方がリスクが低くなると言うのならば、入れなければ良いと判断するのが普通の考えです。

この担当大臣が専門家の警告を聞いて「全く別の地平から見た言葉」と言っていましたが、とんでもない。あなた方が一般の国民とは別の地平からこの国を見ているのです。
その事さえ気付かない。

そんな世間とは関係なく、今日もタヌキは森の中を自由に走り回っていることでしょう。
危機感を少々なくしても過ごせる、外敵が少ないその森の中で。


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posted by JUNICHI ICHIMURA at 09:52| Comment(0) | TrackBack(0) | 日記
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