人と人との出会いのように
去年12月のブログで紹介した、とっても小さな作品を販売していると言う話。
白山市のガレリア画廊で3点並べてもらってました。
先日、その中の一点が売れたとのこと。
自分が描いた絵を買ってもらえるってのは、一番嬉しいのです。
仕事で描いたイラストを褒めてもらえることよりも、ずーっと嬉しい。
見ず知らずの、たまたまこのギャラリーを訪れただけの方が気に入ってくれる。
それは、人と人が出会うことと似ていると思うのです。
どんな方がどんな理由でこの絵を買ってくれたのかを聞くと、購入してくれたのは、2人で訪れた姉妹。
お兄さんが入院しているということで、そのお見舞いにプレゼントしたいとのことでした。
これらの作品には、自分がそれらの絵を描いたその想いを詩にしてそれぞれの作品の横に置いています。
それも含めて買って頂くことにしていたのですが、その詩が彼らの境遇に合っていたのでしょうね。
ー実るー
人生って木は
丹生込めて育てても
実らず 落ちて行くものばかり
でも腐らず 何かを続けていれば
その内いくつかは
大きくならなくても
小さく実をつけるんだと思う
それでいいじゃないか
ーーーそんな詩でした。
人の心を動かす。つまり感動させる絵を描くことは難しいし、それが叶えばこちらも感動するのです。
でも、日本人が絵を買う場合、自分の為というよりも、今回の様に人にプレゼントすることが多いように感じます。
「自分が気に入ったから自分の手元に置きたい。」
そんな気持ちになってくれたら、更に嬉しいのですが。


https://jiashop.thebase.in/items/60004419
https://jiashop.thebase.in/items/60002186
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