自由な時間、何してますか?
ふとテレビから聞こえた「お疲れ様です」の言葉に、考えた。
この「お疲れ様」って、いつの時代からあるんだろうか?
普通に考えると、不自然な言葉なのです。
調べてみると、芸能界や歌舞伎の世界で、戦前から使われているようなのです。
それが、マスコミなどを通じて一般的になったと書いてありました。
しかし、いつからかというのはハッキリしないようです。
自分が考えるには、一般的になったのは、高度成長期の後半くらいではないかと思うのですが、違うのでしょうか?
何でかと言うと、その時代は仕事が生き甲斐だと言う人達が殆どだったと思うから。
働いて、クタクタになることに嬉しさを感じていたのだと思うのです。
ウチの亡くなった父親も、定年を迎えたころ「健康のために散歩でもしたら?」とアドバイスをしたら、「そんなことをしてたら、暇そうに見えて嫌だ」と反論しました。
現役時代もまさに仕事以外に趣味と言うものを殆ど持たない人でした。
つまり、「お疲れ様」と言う言葉が、相手を思いやると同時に褒め言葉でもあったんじゃないかと思うのです。
だから世間的にも浸透した。
「お疲れ様」
そんな言葉が一番似合わなくなってしまった今の自分の生活です。
そんな言葉を掛け合う「人」との交流もなくなってしまったのですが、マイペースな自分としては、今の自由が心地良いのです。
とは言っても、自由な時間を結局絵を描くことしか出来ない自分は、父親と同じだと思うこの頃。


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