同じ人は1人もいない。
スポーツ中継を見るのが好きです。
様々なスポーツがある中で、その枠には当てはまらない「相撲」は若い頃には殆ど興味がありませんでした。
ところが最近、歳のせいなのかどうか分かりませんが、見ているととても面白いのです。
もちろんひいきの関取は、地元出身の「大の里」や「遠藤」「炎鵬」などですが、それ以外にも個性的な力士は応援したくなります。
相撲中継の楽しみは、それぞれの取り組みはもちろんなのですが、観客を眺める楽しみもあります。
正面席にはよく芸能人が観戦しています。
それを見つける楽しみを持っているのは僕だけなんでしょうか?
いや、そんな人はたくさんいると思うのです。
カミさんと、「今日はダレソレが来てた」なんて事を言い合うのは、宝探しのようで楽しいのです。
ウオーリーを探せのノリですね。
そんな楽しみ方もあるのですが、つくづく関心するのは、これだけ多くの人間がいるのに、同じ顔の人間ってのはなかなかいないって事。
同じ地球人で、人間で、日本人で、なのに同じ顔は一つもない。
生命の神秘というか神様の成せる技なのか?見事なものだと思うのです。
この世に同じ人間はいない。
高度成長期には、人と同じ価値観を持つ事がよしとされてきた時代がありました。
枠の中に収まる人間が優秀とされて来た。
昨今のジェンダーレスや人種の問題。一人一人の個性や一人一人の人権。
人と違って当たり前、互いを認め合う事が大切なのだと、改めて考えるのです。
それができて初めて素晴らしい組織や国ができるんじゃないだろうか?
大勢の、同じ顔が一つとない観客を見ながらそんな事を考えるのです。


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