「雪はもういらない」と思うのですが・・。
先週はとんでもない大雪の週でした。
今週もまた寒波がやって来るらしいのですが、もううんざりです。
年々、この雪かきがしんどくなっていきます。
ずっとこの金沢の地で生活しているので、冬に雪が積もるのは当たり前にはなっているのですが、この災害クラスの大雪が今後は毎年続くことになるのかと思うと、憂鬱なのです。
ここ数年の自然災害を考えると、四季の中で比較的落ち着いて生活できるのは冬だけになったと感じていたのですが、その冬さえ苦痛に耐えなければいけない環境になってしまうのでしょうか。
しかし、「朝の散歩」で街の写真を撮っていると、季節ごとにその美しい風景を堪能することができます。
雪かきで苦しむ冬でさえ、その景色を眺めながら歩いていると雪景色の美しさに感動し、「日本に生まれてよかった」と感じるのです。
昨年、一昨年と開催した個展の作品は、白をベースにした作品群でした。
これもこの地に生き、雪景色の美しさを知らず知らずのうちに自分の美意識の中に埋め込まれた結果なのだと、先日の雪道の散歩の中で、実感しました。
人の美意識は、その生活環境の中で育ちます。
何に興味を持ち、何を凝視し、どんな生き方を夢見るのか?
それらが個性的な「美」を作り出すのです。
人は自分にない物に憧れ、他人のいい部分だけを見て自己嫌悪に陥ることもあります。
でも、そんな自分にも他人にはないモノを持っている事を忘れていないだろうか?
最近では、学校の授業科目で美術や音楽の時間が減らされている事を耳にしました。
こんな時代だからこそ、「芸術」を考え学ぶことが大切だと思うのです。
「芸術」を考えることは、「生き方」を考えることに繋がると思うから。