2019年08月20日

「 朝の散歩 2019_0820 」







鏡の世界に 足を踏み入れる

今の世界を 外から眺める

歪んだ正義 車の騒音

この国の政治を 批判する

そこに映る 一人の男

お前の人生は 正しいのか

そう投げかける言葉に 応えはない

目の前から 遠ざかるその男を

いつまでも 僕は眺めていた





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ー金沢市 片町(AM.7:22)ー
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2019年08月19日

「 唯々ー秋 」





商品になるのは嬉しいのです。




毎年ラベルのイラストを製作させて頂いています日本酒、「唯々」の秋バージョンが販売されています。

以前にもお知らせしましたが、その2019年秋バージョンです。
この仕事ももう4年目。これだけ続くとイラストのネタを考えるのも苦労するのですが、売り上げの一部を動物保護団体に寄付するってことも共感できるのです。

お陰様で、このラベルの評判も良く、「ジャケ買いしました」って言うSNSでのメッセージも良く目にします。

でも、お酒ってのは飲んで美味しくてなければ成り立ちません。
季節ごとに使用する米や製法を変えて、季節にあったお酒に出会わせてもらえます。

毎回飲ませて頂いて、本当に美味しいと感動するのです。
それと言うもの、あの農口尚彦さんの愛弟子の一人である、中村尚人さんが杜氏をされている酒造メーカーだから。

滋賀県の竹内酒造のお酒で、今まで金沢では販売している酒屋さんが無かったんですが、春バージョンから金沢市神谷内町にある「酒千庵水上」で販売して頂いています。

ジャケットはともかく、美味しいお酒ですがリーズナブルなので、一度試してみてはいかがでしょうか?


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2019年08月16日

「 朝の散歩 2019_0816 」




ー 虹 ー


ゴブリンが迷い込んだ町は どしゃ降りだった

自慢の三角帽子は くたびれ ボロボロ

うずくまった ゴブリンは

森が恋しいと 思った

森に降り注ぐ雨は 優しい命の雨

殴る様に降る雨は この旅そのものだと思った

この旅に出たのには 訳がある

ある日 空を見ていたゴブリンは 遠くに輝く虹を見つけた

森の噂で 虹の出る麓には 虹を放つ花があって

その花が持つ虹の種を手に入れると 幸せになれる

そんな 噂だった

いつの間にか 雨は上がっていた

森の仲間達に会いたい

そう思って 森の方向を見ると

その上には 大きく輝く虹がかかっていた




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ー金沢市 東山1丁目(AM.6:58)ー
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2019年08月14日

「 朝の散歩 2019_0814 」







朝一番の空気を 吸い込む

昼間との別世界が 現れる

歩き出すと 川が 木々が 空が 動き出す

自分も この星の一部だと 感じる

足元の雑草も 石ころさえも

愛おしく 感じる

この星に 生あることに 感謝する




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ー金沢市 浅野川(AM.5:41)ー
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2019年08月13日

「 朝の散歩 2019_0813 」






ー 峰の向こう側 ー

その鳥が 若かった頃

雲の向こうに 何があるのかは 分からなかった

ワクワクする心と 不安な心

鳥は その二つを羽に隠して その先へ羽ばたいた

時は経ち おぼろげにその景色が見え始める

年老いた鳥は そのボロボロになったその羽で

風に任せて浮いているのが 精一杯だった

もういい 羽を休めよう
お前にあの峰を超える 力はない

羽に隠した 心がささやく

その峰の彼方から 微かな光が差した

まだだ

もう一山 あの峰の向こうの景色が見たい

鳥は 再び翼に力を込めた







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ー金沢市 常盤町(AM.6:11)ー

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2019年08月12日

「 祭り? 」







お盆です。






ネットでの英会話を習い始めて、4ヶ月ちょっと経ちました。
でも、全然話せる気がしません。
若い頃は、ビートルズのLPを聴きながら歌詞カードを見て一緒に歌いながら歌詞を覚えたものですが、そんな体に染み付いていたはずのフレーズさえも忘れてしまっています。
いつになったら会話ができると言えるようになるのか?
そんな日は永遠に来ないように思えます。

そんな英会話の講師はフィリピンの女性です。
毎回レッスンの前に英語で、small talk(世間話)をするのですが、その中でお盆のことを話す機会がありました。
向こうもある程度日本の事を予習しているらしく、「お盆」のことは知っていました。
ただ、講師曰く、「OBON Festival」と理解しているようなのです。

「 Festival ?」日本人にしてみれば、お盆は「祭り」ではないのです。
あの世に行ったご先祖様を年に一度向かい入れる。先祖を懐かしむ。
その為の休みだと言うこと。

多分ハロウィンのようなイメージを持っているのでしょうが、これを英語で説明しよとしても中々困難な話なのです。
もちろんその為に前もって、自動翻訳ソフトで言いたいことを訳してメモしてあるのですが、どう説明しても先方は「 Festival! 」となってしまうのです。

国民性の違いですね。

日本はあらゆる国の文化を吸収し、独特の文化を作り上げました。
そんな中でも「精神」に関わる部分が多いように感じます。

長期の休みで海外旅行やレジャーもいいのですが、本来の「お盆」を静かに味わうことも大切な様に思います。




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2019年08月09日

「 朝の散歩 2019_0809 」






汗だくになって 目がさめる

孟浪とした頭を 朝の風は通り抜け

鳥の声が ノックする

冷めた空気を 思いっきり吸い込む

やがて身体は 昨日から脱皮し

羽を広げる

今日と言う 空に向かって





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ー金沢市 金沢城公園(AM.5:46)ー

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2019年08月07日

「 朝の散歩 2019_0807 」






外へ 踏み出す

顔を上げると 朝一番の 空がある

二度と出会うことのない 空がある

時の魔法使いは いないし

タイムマシンもない

今日だけの 一日

今日の出会いに 感謝





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ー金沢市 東山1丁目/天神橋(AM.5:15)ー


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2019年08月06日

「 朝の散歩 2019_0806 」







雑音が 追い詰める

行く手を 塞ぐ

目の前の 闇しか 見えなくなる

その先の 光を信じて

今を 突っ切る

自分を 信じて





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ー金沢市 田井町/浅野川(AM.5:53)ー
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2019年08月05日

「 ツマラナイ話 」








年間を通すと、結構な束縛で…。






地元の公民館委員をさせられています。
広報部の副部長。

させられているという言い方は、好きでやっている訳ではないと言うことです。
町会長にしてもこの公民館委員にしても、させられているんです。

他にやる人がいないから。
元々組織で活動することが嫌いだから、フリーのイラストレーターになったんですけどねェ。

公民館委員の中で広報部を選んだのも、年に数回の「館報」の発行と「かわら版」を作成すれさえすれば良いと思ったから。
それがその部長と副部長はその他の事業のお手伝いもしなければならない。
正に「聞いてないよ〜」です。

自分の中では、プライベートの時間を取られることがとても嫌なのです。

自由業ってのはサラリーマンよりも時間に余裕が持てると誤解されがちです。
でも、「営業」も「経理」も「実務」も、全て一人でやらなくてはいけないのです。
常に何かに追われているような感覚なんですよね。

若い頃から、仕事でストレスを感じることは殆ど無かったように思います。
やりたい事を仕事にした訳ですから、忙しいのは幸せな事です。
嫌な仕事や嫌な人間関係でも、お金になることで我慢してやってきましたが、ストレスを感じながらボランティアをやるってのはどうなんだろう?って最近思ってきたのです。

長年やってきたこと、得意なことで社会貢献をする。
ボランテイアする方も、される方も喜びを共有する。
それが本来のあり方かな?と。

毎年やってる「ざぶん賞」はその象徴的なものです。

そこで決断しました。
今年度限りで、広報部の副部長を引退させてもらいます。
もう4年間もやって来たんだから良いでしょう。

皆さんには何の関係も興味もない話になってしまいましたが、何か書きたい気分になってしまったものですから。

ツマラナイ愚痴話でした。


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2019年08月02日

「 朝の散歩 2019_0802 」







眠っていた影の精は ゆるりと寝返りをうった

周りの仲間達も うごめき始める

引越しの時間だ

光の精は 身体を伸ばし ストレッチを始める

やがて陽の光が降り注ぎ 光の精のダンスが始まる

今日という ステージの開演





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ー金沢市 丸の内/しいのき迎賓館(AM.5:44)ー



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2019年07月31日

「 朝の散歩 2019_0731 」





一日へ 向かう

希望と 不安を両手に抱え

一歩を踏み出す

鬼胎の声に うなされ

眠れなかった 夜も

陽の光が それを 打ち消す 

片手にあった 不安は

いつの間にか 見えなくなる



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ー金沢市 日吉町(AM.7:22)ー
posted by JUNICHI ICHIMURA at 10:42| Comment(0) | TrackBack(0) | 日記

2019年07月30日

「 朝の散歩 2019_0730 」






ー 空 ー


もう飛べないと 思った

翼を失った 鳥は 空を諦め

水をかくことで 自分を慰めた

泳ぎ疲れ ふと目の前の水面を見ると

そこに 空はあった

白い雲が流れ 仲間達が 飛んでいる

映る空は とても綺麗で 優しい

一羽の仲間が 声をかける 

さあ 一緒に飛ぼう




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ー金沢市 主計町(AM.7:11)ー
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2019年07月29日

「 ミニバブル 」





人口が増えないことには・・・。




北陸新幹線が開通して4年目。
最近東山の茶屋街を歩いて気付くのは、観光客の減少。

近江町市場や橋場町辺りも、開通当時のあの混雑感はありません。
まるで新幹線開通以前の金沢に戻ったような風景です。

市内にはホテルが乱立し、東茶屋街辺りには新規の飲食店が続々と出店し、目まぐるしい変わりようの金沢。
ですが、この金沢ブームも終わりが近づいている様に感じます。

いや、自分としては良く今まで続いたと思っているのです。

以前からこの地に根付いて、商売をしていた方はこのブームで潤ったと思うのですが、新規に開店した方々は、今からは大変なんじゃないでしょうか?
地元の某レストランの店主に話を聞いも、客が減って悲鳴を上げてる店が多いと言います。
ブームってのは、やっぱりブームでしかないのです。

一過性のもの。

世間の流れに合わせて、変わらなければならないものもあるけど、一過性のものに合わせて物事考えて、それが普通だと思っていると、自分を見失うことになるし、損もする。

このミニバブルが弾けたあと、残っていけるのが本物。



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2019年07月26日

「 朝の散歩 2019_0726 」






命の本能は 流れて来たその元を 知ろうとする

自分は 何処からやって来たのか

逆登れば逆登るほど 流れは枝分かれし 細くなる

いつの間にか 流れの道は消えてなくなり

その先は 幻となる

記憶の中には 一滴の水しかない

流れの元の 一滴の水

人類が辿れば 所詮は皆同じ 一滴の水





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ー金沢市 上菊橋(AM.7:20)ー



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2019年07月24日

「 朝の散歩 2019_0724 」






ー 寝ぐら ー



高架下で暮らすノラネコは 想像の旅へと 出かける

それが日課だった

この線路が繋ぐ 街から街へ 見たことのない景色を求めて 夢見る 

目を閉じると 天国のような世界が 彼を待つ

車や人に 怯えることもなく

人間に媚びを売って 朝飯の残りをもらう事もない

そこに ご馳走は山のようにあった

嗅いだことのない空気に 好奇心が踊り

見るもの全てが 新鮮に映る

ある日 彼は旅に出ようと思った

永遠に続く線路を辿って 歩き続ける

行けども 行けども  砂利と鉄の帯が続くだけだった

夢の国は どこにあるんだろう

疲れ果て 倒れた彼に 鉄の塊が轟音を響かせながら 迫って来る

ああ もうダメか・・・。

ポツリと 雨が頭を叩いた

目覚めると そこはいつもの寝ぐらだった

傍らには 魚をくわえた 相棒がいる

ありがとう

彼は 心からそう思った




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ー金沢市 元菊町(AM.7:06)ー
*今日は自転車で遠出しました。
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2019年07月23日

「 朝の散歩 2019_0723 」







ー 新しい芽 ー


場違いだと 思った

自分はなぜ こんな場所に 足を踏み入れたのか

今まで避けてきた 人種 風景

そんなものに 囲まれる

体には 蜘蛛の糸が絡みつき 背伸びさえ出来ない

自分で蒔いた 種だった

そこから出た芽は 自分の意思に逆らうように 伸びてゆく

ふと足元を見ると 新しい仲間が 芽を出した






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ー金沢市 本多の森公園(AM.7:33)ー

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2019年07月22日

「 歌舞伎の魅力 」






日本人であることを誇りに




昨日は、歌舞伎を見て来ました。

石川県立音楽堂 邦楽ホールで開かれた「松竹大歌舞伎」
出演者は、二代目 松本白鵬と、十代目 松本幸四郎そして、市川猿之助。

歌舞伎を見るのは2回目なのですが、カミさんが熱心なファンなものですから、お付き合いのつもりで見に行きました。
しかし、長い歴史を経て残っている文化ってのはやはり人を納得させる魅力があるものです。

最初に松本家二人の襲名披露があったのですが、これを見るのは初体験。
出演者が揃っての口上は、確かにそれだけで一つの演目だと感じました。

女形を演じた猿之助さんは体を小さく見せるために、常に腰の位置を低くして内股。
これは想像するだけで、筋力が必要なことが分かります。

幕が開くと、そこには次元の違う世界が広がります。
日本人の色彩感覚と言うか美意識は「黒」がベースになっている。
演者の着物を含め、舞台がとても華やかで美しいのですが、「黒」が美しく輝いて見えるんです。
そのまた逆に「黒」がその他の色を引き立てている。

日本人の黒髪がベースにあるのかもしれません。
それこそ、平安時代の女性はその黒髪を長く着物に被せるようにしていたのですから。

その他、三味線や長唄などの裏方さんも全てが一流。
感動を楽しみました。

見終えて感じたこと。
自分が当たり前のように身に付いている価値観や美意識が、日本人であるからこそのものなんだと、再認識させられた。

次は是非、歌舞伎座で。



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2019年07月19日

「 朝の散歩 2019_0719 」







見たくもないのに 目に飛び込んで来るもの

見ようとしないと 見えないもの

知りたくもないのに 耳に飛び込んで来るもの

知ろうとしないと 得られないもの

不必要の カケラが 人を惑わす

必要のカケラは 謙虚で 隠れたがり






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ー金沢市 東山/宇多須神社(AM.7:07)ー
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2019年07月17日

「 朝の散歩 2019_0717 」






ー 生きる ー


ふと 気づくと 随分雲に近くなっていた

今まで 何も考えずに 眠るように生きて来た 若芽は

我に返って 周りを見渡した

生まれたその大地は 遠く遥か彼方にある

小鳥はさえずり ゆく風は心地いい

その風に乗ってやってきた 蜉蝣(カゲロウ)がとまる

無言でしばし止まっていた蜉蝣は やがて揺れながら落ちて行った

遠くには 時代を生きた 老樹が見える 

眩しすぎる太陽に 彼は翻弄された







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ー金沢市 主計町(AM.7:06)ー
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