自分をどう表現するか?
行ってきました、東京ギャラリー巡り。
久々の東京。
ワクワクしながらのギャラリー探しでした。
自分の作品が最も映える場所、散歩がてらにギャラリーに入ってくれそうな環境を探して、いろいろ歩きました。
1日目の歩数計を見ると18,000歩、2日目は22,000歩以上。
足に靴擦れを起こしながらよく歩いたものです。
何軒か目標のギャラリーを予め決めていたのですが、初日の一件目に入ったそのギャラリーが今回の一番の候補。
そのギャラリーはもちろんのこと、たまたま展示されていた作品を見てとても衝撃を受けたので、紹介しようと思います。
「ナカダマサヒデさん」
ガラス作家なのですが、その展示の仕方も作品もオリジナル性に溢れていて感動を覚えます。
ガラスを削って、その中に具体的な動物や昆虫の形を作り、削った隙間に色の違うガラスの粉を入れ込んで、改めて熱してそれを溶かす。そうすると一つの塊となって作品になるって技法です。
とっても小さな作品ですが、その技術は卓越したものです。
自作の本を形どった額縁に、小さな作品を壁にいくつも展示してあるのですが、それは壁に飾っても美しいし、チェーンや革紐を通してアクセサリーとして身に付けてもいい。
作者の世界観や拘りが見た者を惹きつけます。
こう言う展示を見てしまうと、東京で個展をやろうと思う身にはとてもプレッシャーになるし、怖くもなった。
果たしてこれだけの拘りとオリジナル性が自分にはあるのだろうか?
身も心も改めて引き締まった展示でした。



posted by JUNICHI ICHIMURA at 10:34|
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日記